セマンティックWebとXMLの可能性

セマンティックWeb(Semantic Web)について、ご質問を受ける機会があり、私なりの見解を下記にまとめました。

簡単に言うと、セマンティックWebとは、今まで情報の意味を人間が判断していたという状況をXMLの存在によってコンピュータ(システム)が理解できるようにする仕組みです。

セマンティックWebを理解するために「XMLの存在によって」という部分が重要になってきます。

そもそも、セマンティックWebを提唱しているのはW3Cの創設者ティム・バーナーズ・リーで、XMLもW3Cから生まれました。W3Cは、インターネット(Web)の標準技術を規定する団体です。

XMLは、インターネット技術全般で使用されることを想定して開発されたメタ言語ですが、インターネット以外にも下記の分野で技術の応用や規格が考えられています。

Webサービス、Webページ、マルチメディア、携帯機器、出版、放送、電子電気、半導体、企業内消費財、化学、繊維、数学、医療、金融、財務、人情報、人事、法律、行政、報道、旅行、地理、不動産、建設、自動車、流通、プライバシー etc.

これらは、ほんの一部でしかありません。
想像してみてください。これらの分野がインターネットを介して「XML」によってつながることで、「今までにない新しいサービスや価値が生まれる」ということを。セマンティックWebというのは、インターネットを巨大なデータベースとして捉えた取り組みだと考えることができます。

ティム・バーナーズ・リーが提唱するセマンティックWebのカタチを具体的に紹介できるといいのですが、2003年に慶應義塾大学で開催された「W3C Day」でティム・バーナーズ・リーが紹介した「Applications connected by concepts」というWebのサービスだけで完結しない広義な概念が現状で実現されているとは言いがたく、これから実現されるべき課題としてとらえていく必要があるのではないでしょうか。

※この記事は2008年9月~ All About Profile に掲載していたものを移設しています。
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セマンティックWebとXMLの可能性 への1件のコメント

  1. Yahoouj より:

    Really good work about this website was done. Keep trying more – thanks!

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