XMLとxhtmlの違い(1) 「XMLの背景」

弊社は、『Web Mister』というXMLをベースにしたCMS製品を扱っているため、「XMLとxhtmlの違いは何ですか?」という質問を受けることがあります。XMLと xhtmlの違いを知るためには、それぞれが誕生した背景を知ることが近道です。そこで、XMLとxhtmlの誕生した背景を簡単に説明します。

もともと軍事や出版で扱われる大量のマニュアルや文書のメンテナンスの簡素化を図り長期間保存できる電子化を目的に、1986年にISO(国際標準化機構)によって、SGML(Standard Generalized Markup Language)というプレーンテキスト(文字列)のみで扱える言語の規格が誕生しました。
なぜ、プレーンテキストのみで扱う必要があったかというと、特定の企業が作ったワープロなどのソフトウェアを使うと、バージョンアップやそのソフトウェアの存続など、特定の企業に依存するという問題を抱えるため、より汎用性をもたせ長期間扱えるようにするためでした。この段階で「タグ」で囲むことによって文字列に意味をもたせることが考えられました。しかし、SGMLはあまりにも膨大で複雑な仕様だったため、あまり普及しませんでした。

1990年代のインターネットの爆発的な普及によって、そもそも出版の電子化を目的としたSGMLでは複雑すぎて扱いにくい仕様を、インターネット上で扱うデータを記述するために再定義する必要がありました。そこで、Web標準を規定するW3C(WWW Consortium)によって1996年に草案が出され、1998年にXML(eXtensible Markup Language)が誕生しました。

XMLはSGMLのサブセットですが、サブセットとは「機能の一部を取り出して、特定の用途に利用できるように再構築したもの」です。つまり、XMLは、「SGMLのデータの記述の部分を取り出して、インターネット上で利用できるデータ形式に再構築したもの」なのです。

次回は、xhtmlの背景とXMLの違いについて説明します。

参考URL

http://ja.wikipedia.org/wiki/Standard_Generalized_Markup_Language

http://www.utj.co.jp/xml/beg/guide/xml_1.html

※この記事は2008年9月~ All About Profile に掲載していたものを移設しています。
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XMLとxhtmlの違い(1) 「XMLの背景」 への1件のコメント

  1. Yahoouj より:

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