CMSの選び方-POSTという手法-

2008年11月26日、W2C主催の「2008 CMSカンファレンス」が行われました。弊社でもCMS『WebMeister』を取り扱っているので、業界の動向を知るためにいくつかのセミナーを聴講してきました。カンファレンス全体の印象としては、特に目新しい話題はありませんでしたが、いくつか「なるほど」と思うような内容があったのでご紹介します。

20081201

複数のCMSの実装や制作実績が豊富なロフトワークの代表取締役・諏訪光洋氏のセミナーの中で、Forrester Research社のJeremiah Owyang氏の言葉を引用した「CMSの選び方」についての考察がありました。

Jeremiah Owyang氏は、米国におけるソーシャルコンピューティング分野の第一人者として知られていて、オンラインコミュニティを活用したマーケティング戦略成功のために「POST」という手法を紹介しています。POSTは、「People」(人)、「Objective」(目的)、「Strategy」(戦略)、「Technology」(技術)の頭文字を取ったもので、下記の順番に実践することがオンラインコミュニティの成功の秘訣で、「多くの企業はテクノロジーを導入しただけで満足してしまうが、それは間違いだ」と語っています。(参考:ZDnet)

■POST(実践の順番)

「People」(人)

「Objective」(目的)

「Strategy」(戦略)

「Technology」(技術)

CMSカンファレンスのセミナーの中で、諏訪氏は、
「CMSの選び方」でも同じことが言え、最初からCMSという「Technology」の機能ばかりに捉われ、それのみによってCMSを選定してしまっては、プロジェクトは失敗する。あくまでも、「People」(ターゲット)と「Objective」(目的)を設定して、その「Strategy」(戦略)に合った「Technology」(CMS)を選定することが重要だ。
というようなことを講演されていました。

確かに、CMSの導入を検討しているWebプロジェクトでは「製品の機能ありき」になる傾向が強いです。CMSメーカー側(販売元)の人間としては、自社製品を薦めるのは当たり前なのですが、制作者として、ターゲットや目的、戦略に合わなければ「断る」ことも必要ではないか?ということを考えさせられた一日でした。

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CMSの選び方-POSTという手法- への1件のコメント

  1. Yahoouj より:

    Really good work about this website was done. Keep trying more – thanks!

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