ホームページでわかる企業の危機管理能力~その2~

さて、前回のコラムに引き続き「ホームページでわかる企業の危機管理能力」について、実際にホームページをどのような観点から見ていけばいいのか、事例を踏まえご紹介します。

まず、危機管理能力の高い会社・ブランドは、ホームページがいったい“どこに(誰に)”向いているのでしょうか? 言うまでもなく「生活者(消費者)」または、「顧客」に向いているはずです。

その好例として挙げられるのは、2008年10月1日に社名変更を行った「パナソニック(旧社名:松下電器産業」のホームページではないでしょうか。パナソニックでは、16年~23年前に販売した死亡事故につながる恐れのあるFF式石油暖房機のリコール情報を数年前から企業のTopページに表示しています。「もしかすると、10月1日にTopページが差し変わるかもしれない!」とチェックしていたのですが、http://panasonic.co.jp/は、社名部分が松下電器産業からパナソニックに変わっただけでした(左上:画像)。パナソニック・ホームというボタンをクリックして初めて新しい企業ブランドのメッセージが現れます(右下:写真)。パナソニックの製品情報を見にきた「生活者」にとっては、少々不便かもしれませんが、「人の命には代えられない」という強い企業理念と危機管理能力の高さが垣間見られるわけです。

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上記の診断は、あくまで私個人の定性的な見解で、「データを解した定量的な判断ではないじゃないか?」という声も聞こえてきそうですが、そもそもブランドというものは、生活者の認識や感情など目に見えないものなのです。
これも立派な生活者のブランドに対する見解といえるのです。

また、次回もこのテーマで事例を踏まえてポイントをご紹介していきます。

※この記事は2008年9月~ All About Profile に掲載していたものを移設しています。
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