iPadでWebサイトの価値観が変わる?!

パラダイムシフトという言葉がある。【その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。(Wikipediaより引用)】

iPadを触り始めて4日が経ち、使いたいAPPをほぼダウンロードし、一通り使い方にも慣れてきたころだ。タッチパネルインターフェースは、思いのほか使いやすい。

さて、本題に入ろう。いったい、どこに「パラダイムシフト」を感じたのか?

Apple社 CEO スティーブ・ジョブズが、2010年4月に発表したように、iPhoneに続きiPadのSafariでもFlashプラグインは、実装されていない。今後も実装される予定がない。

ここで一躍、脚光を浴びたのがW3Cが策定している標準技術「HTML5」の「canvas」要素だ。canvasは、FlashやJavaなどのプラグインを使わずに、JavaScriptベースで文字や図形の描画が可能だ。動画に関しても、ブラウザ各社の足並みは揃わないが、HTML5でビデオ・コーデックの標準化を目指している。

スマートフォンとは一線を画すXGA(768×1024ピクセル)の解像度を持つiPadは、タッチパネルの操作性と合間り、PCブラウザを凌ぐ、使いやすさを提供している。

あまりにサクサク動くのでついつい欲が出て、フルFlashサイトや部分的にFlashで作成されているサイトに足を踏み入れる。予想通り、「Flash部分が見えない」つまり、テキストや画像による代替処置が施されていないWebサイトが、異常に多いことに気がつく。

例えば、ユニクロは、コマ落ちのようにFlashで作成された部分が表示されていない。フルFlashのサイトは言うまでもなく、ユーザーの目に触れることもないだろう。

もしかすると今までイケている側にいたサイトが、2010年6月以降、イケてない側に入ったのだ。2010年6月現在、iPadは、世界中で300万台が販売され、今後も類似製品を含め、タブレットPCの市場はますます拡大するだろう。

このパラダイムシフトにとりあえず乗り遅れないようにするには、簡単だ。Flashコンテンツで作成されている箇所に対して、代替処置を施すこと。まずは、より多くのユーザーにアクセシブルな環境を提供することを第一に考えなければならない。

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